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XXX WITH A MISSION🐺(後編)


(1) 問題演習

(2) 答え合わせ

(3) 反省と改善・質問内容のあぶり出し

(4) 報告・質問


私の経験上、この一連のミッションの流れを最初から完璧にこなせる子はほとんどいません。そもそも普通に生活している限り、このような勉強習慣が自然と身につく可能性はゼロに近いといってよいと思います。


したがって最初のうちはこれらの義務を最後までやり切ること自体ハードルが高いので、ミッションを舐めてかかった新入生には、最初の洗礼として私からお説教が飛ぶことがよくあります。


下の写真は、そんな「お説教」の中で、ひとり勉強の回し方の流れとその中におけるミッションの位置づけをホワイトボードに書いて示したものです。(喋りながら書いたものなので、字が汚いのは大目に見てね🙏)

要約すると、「間違えた後の行動が本当の勉強である」といいたいのです。


間違える

間違いの原因と改善策を見つける(反省と改善)

再演習する

できなかったことができるようになる【=成長】


というステップを踏んで「できないこと」を減らし「できた」に変えていくことが成長であり、それが為されない中途半端な勉強(的なしぐさ)は意味がない。しかもそれらを自分でできるようにならなければならない。


だから答え合わせのその先へ、自分で進まなければいけない。その訓練が"ミッション"である、というのが寺子屋の根本的な考え方なのです。


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いかがだったでしょうか。寺子屋のミッションは、ふつうの宿題とは位置づけが違うということを知っていただけたら幸いです。


「できないことを減らしていかないと、できないことは増えていく一方である」


これ、言葉にすると当たり前すぎる話ですが、その当たり前のことを考えながら実際に行動できているかというと、自信を持って「はい、うちは大丈夫です!」と言える人って、おそらくほとんどいないと思うのです。


できないことを子ども自身が自覚して、自分で調べたり人に質問したりして解決策を模索することが自然とできるようになるのが理想ではあります。でも、そのコントロールを学校や家で行うことは至難の業で、学校やおうちで"管理"すればするほど、残念ながらその力は奪われていくものです。中学に上がる頃には完全に骨抜きになって、自分で勉強するということがどういうことなのか、さっぱり分からなくなっている・・・かも。


だからは無理に自分たちだけで管理しようとせず、子どもの勉強ごとはいっそ第三者である塾に任せちゃってください!多様な大人と関わることはお子さんにとっても良い刺激になりますし、親としても勉強周りの世話を外部に一任できると思えば気持ちがラクになると思います。


寺子屋では小4から指導をお引受けしています。お子さんには早いうちから"反省と改善"の習慣に慣れてもらい、中学以降は学業・課外活動の両面でいきいきと過ごしてほしいですね。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。



寺子屋リンクス 松村

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