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設備ではなく、システムでもなく①

すっかり更新が空いてしまった。


新教室移転の作業に加え、月末締めの事務作業、それに先週末からは平常通りの授業準備とてんやわんやの2週間であった。

新しく導入したパソコンの設定や生徒用のiPadのセットアップなど、細かい環境整備の作業はまだ残っているものの、とりあえずは平常通りの授業が再開できてほっとしている。

物件の契約から今日に至るまで、様々な面から教室の立ち上げに関わってくださった業者や協力者の方々に、まずは感謝の意を。


さて、こうして新たな環境でスタートを切った寺子屋に初めて足を踏み入れた生徒の反応は、それはもう盛大にはしゃいでいた。

そりゃそうだろう。せっかく始めるのだから、塾生たちが快適に勉強できるための設備には、それなりに投資したつもりであるから。


たとえば……


これまで使っていたものより、一回り大型のホワイトボードを設置した。(1.8m×0.9m→2.4m×1.2m)これによって、生徒の質問対応のために書いた板書を、しばらく消さずに残しておくことができる。なにかとスペースのやりくりに困る数学の図形問題も、多くの情報を板面に掲載できる。


それから、iPadを新たに数台導入した。なにせ今どきの英語のリスニング問題は、QRコードを読み込んでネットから音声をダウンロードする時代である。ヘッドホンも標準装備してあるから、周りの目を気にせず、生の英語に存分に触れることが可能となった。


自習室には休憩スペースも確保し、勉強に少し疲れたときにのんびりとくつろげるようソファを設置した。3人掛けのものを買ったから、横になって仮眠だってできるのだ。寺子屋では各自の判断で自由に休憩や仮眠をしてよいルールにしているから、これには嬉しい子もいるだろう。


音響設備にはSONYのワイヤレススピーカーを導入した。Bluetoothでリンクすることで、教室のBGMや英語の音声の再生を手元のスマホで自由に操作できるようになった。寺子屋では電話対応からLINEチャット、教室の写真撮影からBGMの操作までを全てスマートフォン1台で管理している。文明の利器は大いに活用していきたい。


新型コロナウイルスをはじめとした感染症対策も、できる限りの環境整備をしている。


まず生徒の学習席の間に、全席アクリルパーティションを設置。

玄関をはじめとした教室各所には、手をかざすだけで自動で適量が噴射される、センサー式の消毒アルコールディスペンサーを設置した。

教室の入り口には最新の体温感知器を設置した。37.5℃以上の発熱が検知された場合は赤いランプの点灯と同時にアラームが鳴るしくみになっていて、万が一そうなった場合、すみやかに生徒を別室に移動させて、体温計で再度正確な体温を計測してもらうことにしている。


(次回に続く)


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寺子屋リンクス

三沢市美野原1丁目10-15

(ウェブサイト) http://www.link-s.xyz/

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