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身の丈を知ること②

学校のワークにしろ塾教材にしろ、私の目の届く限り、テキトーな取り組みは許さない。

分かってもいない内容を解答だけ赤ペンで写しても、それをクリアしたとは絶対に認めない。

理解していないならば先へ進んではいけない。当たり前のことである。


そのために教科書を読み直させたり、私の方で解説したあとに類似問題を解く指示を与えることもある。テストで得点する実力を蓄えることがクリアの条件なのだから、それは仕方ない。


学んだことを理解して身につけるスピードも、結局は前学年までに身につけてきた学力の蓄積に左右されるから、その蓄積のない子には反復演習が欠かせない。そうなると、事前に立てた予定に対して、現実の進捗が大幅に狂ってくる。


考えてみればごく当たり前のことで、成績の良い子が3つ課題をこなすとき、そうでない子が同じ時間内で同じクオリティを保つなら、1つ仕上げるのがやっとのはずだ。まずはその現実を真摯に受け止めて、自分の身の丈に合った勉強計画を再考しなければ、成績が上がるはずもない。


「理想と現実の乖離」


平たく言えば中二病である。



これを解消し、学校の授業の進捗に合わせて予定通りにワークや提出物をこなしていくには、どのような方法があるだろうか。


①勉強時間を増やす。
②自分の実力に合った問題を絞り、上位レベルの演習はとりあえずカットする。
③理解はさておき、体裁を整えるために形だけ演習を進めて提出期限に間に合わせる。

最も必要なのは、やはり①だろう。


他の人が3つこなす間に自分は1つ進む力しかないのなら、相応の時間を確保しなければならない。それもちゃんと中身の伴った勉強時間をだ。

教科書の単語や本文の意味が分からないままひたすら英語のワークを解いたところで、それは順序があべこべというもの。先に教科書読みと、文法ルールの把握に時間を割かなければならない。寺子屋ではそのような勉強の順序にも指導を入れる。


②は生徒自身ではどうにも判断が付かないから、指導者による適切な間引きが必要な部分。


基本ができていない生徒が「応用問題が分からない」といって難問に執着して、実りのない時間を浪費することはよくあるパターンである。

そんなとき、「あなたはこっちの問題に取り組んだ方がいい」と助言し、時間と進捗度のバランスを見ながら、優先度の低い問題をカットする指示を与えることも時には必要だ。


本当は全ての問題をマスターするのが理想ではあるけど、現実にはそこまで潤沢には時間がないから、ある程度の割り切りは仕方ない。今は基本事項に専念して身につけ、時(受験とか)が来たらまた戻ってワンランク上の問題にチャレンジすればいい。


(次回へ続く)


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