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拝啓、大人たちへ。反省するって何ですか(後編)

さて、すべての出来事は因果の糸でつながっている。それはテストの結果も同様である。


「自分の今までの言動・あり方について、可否を考えてみること」という辞書の意味通り、反省するなら「果(結果)」のことをとやかく言っても意味はなく、「因(原因)」について考えを巡らせなければならない。学校のテストでいうならば、「因」が日常の学習行動、「果」がテストの結果ということになる。


以前の記事でも述べたが、テストの結果は、直前の部禁期間の追い込みで決まるのではなく、それよりもずっと前の平常期の習慣の表れである。したがって反省すべき内容は全て、テスト当日に至るまでの日常学習に視点を置く。そのうえで、以下の2点について反省を行ってもらうことになる。


  • 成果【継続していくこと】→テスト前までに何をどのように勉強したから得点が取れたのか。

  • 改善点【変えていくこと】→テスト前までに何をするのが足りなかったのか。次のテストに向けて何をしていくべきか。


これらの反省を踏まえ、次のテストまでに自分の習慣を軌道修正し、そのテストの結果をもとにまた反省を行い……という風にして、何度かテストを経た反省と改善行動の繰り返しの末に、ようやく目に見える数字の結果がついてくる。成長とはそういうもの、非常に時間を要する試みである。


このようなサイクルを前提としているから、塾生の成長もゆっくりであることが普通である。短期集中型のやり方で爆発的に点数を上げ「何点アップ!!」などと教室の窓などにしげくベタベタ張り紙をすることは、うちの場合まず100%ないと思う。まあ仮にドカンと上がったとしても、そういうアピールのやり方は私の美意識が許さないので、する気は毛頭ないのだけど。


とはいえ、いちおう寺子屋でジワジワと成果を出してくれている生徒がいる手前、その一例くらいはここで紹介しておきたい。



去年の夏休みに入塾し、今でちょうど1年間寺子屋で頑張ってきた生徒の成績の推移をグラフにしたものである。本当は偏差値を出せれば良いのだが、それには学年全員の個別のデータが必要になるので、ここでは簡易的に学年平均との差を算出している。


この子の場合、特に英語の伸びが目覚ましい。別に私がスーパーカリスマ神授業をしたわけではない。(そもそも一斉講義の形式の授業は限られた時期しかやらない)

その子も別に勉強が好きなわけではないし、人並みに面倒臭いことには面倒臭いと思っている。言われたことを淡々と実行し、テストのたびに反省と改善を続けてきた、ただそれだけである。そこにビリギャルやドラゴン桜のような物語性はないが、私はこれが素晴らしいことであると思う。


これを読むあなたに改めて問いかけたい。


反省とは何ですか。

お子さんはその意味するところを知っていますか。

テストの結果が出揃ったとき、お子さんはきちんと反省をできていますか。




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