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何を基準に塾を選びますか(前編)




塾の内部の様子は、外からはなかなか見えにくいものだ。

特に塾通いを検討し始めた保護者の方々にとって、「何をやっているかよく分からない」という不安が、塾への敷居を高めているように感じる。


これは学校現場も同様で、ふだん学校内部でどのような指導が行われているのかをつぶさに伺い知ることは簡単ではない。手がかりは子どもづてに聞こえてくる、子ども主観の情報だけ。


まあそれでも学校の場合は誰もが一定期間通ったことがある場所だから、保護者の側も「だいたいそんな感じ」というイメージが根付いているからまだよい。(本当は良くないが、ここでは割愛する)


問題は塾である。


誰もが通っていたわけではないし、指導の方針も、使う教材も、塾によって千差万別だ。(私の家はすさまじく貧乏だったので、塾通いの経験は一切無い)


にもかかわらず、決して安からぬお金を払って通わせるわけだから、選ぶ側に不安や迷いが生じるのは当然のことだ。


どんな人が指導をしているのか?

どんな風に子どもを教え導いてくれるのか?


金額や時間割等の事務的な問題はさておき、これから塾を選ぶ側にとって本当に必要な情報は、そこにあるような気がする。


本来であれば、塾側が率先して情報をオープンにして発信しなければならないと、私は思う。

ブログやTwitter・Instagram等のSNSで塾の様子や塾長の考えを発信しているところは、全国各地を探せば、それなりにいる。ところがこの三沢市を中心とした近隣地域に限って見ると、そのようにオープンな情報発信をしている塾は、ほとんど見当たらない。


「●●高▲名合格!!」

「定期テスト■点突破!!!」

「冬期講習早期申込キャンペーン実施中!!!!」


いや、それは分かったからさ。

今やどこもかしこもその手の宣伝文句で溢れかえっていて、どこを見渡しても、素人にとってはかえって違いが分かりゃしないじゃないか。


そうなると結局、知名度や看板の大きさとか、“!”の数によるインパクトの強さとか、塾の内部の実態が見えないままの表面的な部分でしか選択の基準がなくなってしまう。

塾として、これ以外に伝えるべきことは果たしてないものだろうかと常々思う。


(後編へ続く)