2021年12月17日礼儀とマナーと気づかいと(3)「自分で言った約束を守らない」 そのような態度に私がきわめて厳しいのは、もちろん生徒個人の倫理観を案じてのこともありますが、もうひとつ、教室全体のエネルギーバランスが崩れる原因になるためです。講師の替えが潤沢な(異動や退職による担当講師の入れ替わりが起こりやすいともいえる)...
2021年10月29日やる気がない子のやる気をONにする魔法とは?(4)そういうわけなので、やる気が先か、行動が先かと聞かれたら、私は「とにかく行動が先」と断言する。やる気があって勉強するのではなく、勉強しているからやる気があるように見えるのだ。
2021年10月22日やる気がない子のやる気をONにする魔法とは?(3)私はなにも「勉強なんかしなくてよい」と言っているわけではない。むしろ勉強はしないよりした方が絶対に良いと思っている。そうでなければこの仕事をしているはずがない。大人の経験から振り返ったとき、長い人生の中で、勉強できる時期にきちんと勉強をしておくことの意義は計り知れないほど大きい。
2021年10月15日やる気がない子のやる気をONにする魔法とは?(2)話を子どもの勉強に戻すと、私たちにとって家事が面倒なものであるように、多くの子どもにとっての勉強もまた、面倒なものであると考えてみるとどうだろう。
2021年9月10日「ひとり勉強ノート」がひとり勉強の力を奪うとき(3)小学校教育の現場では、結果よりも過程を評価する教育が重視されているように感じられる。平たくいえば、何点取ったかよりも、どれだけ頑張ったかが重視されているということだろうか。
2021年9月3日「ひとり勉強ノート」がひとり勉強の力を奪うとき(2)ひとり勉強の力を奪うノート②「問題演習をせず、丸付けもしないノート」 算数でよく見られる事例だが、一見するときちんと式を書いて問題を解いているように見えるが、解いただけで丸付けを一切していないものを見かける。
2021年7月14日拝啓、大人たちへ。反省するって何ですか(前編)何か悪いことをしたとき、子どもは「反省しなさい!」などとよく言われる。だが、その反省とはどうすることをいうのか、それを筋道立てて説明を受けたことはあっただろうか。あるいは大人になってそれを子どもに要求するとき、反省とはどうすることなのか、事前に説明をしたことはあっただろうか。
2021年5月12日王道の勉強習慣(1)塾に通って成績が上がるとは限らない。これは家庭教師も同様である。集団講義には集団講義の良さが、マンツーマンにはマンツーマンの良さがそれぞれあるが、そのような表面的な指導形式が何であれ、全員が全員結果を出せているわけではないという現実がある。
2021年4月20日応用問題との向き合い方と過去問について(5)ここまでお伝えしてきたとおり、応用問題はあくまで複数の基本事項の組み合せである。 基本的なものほど、習得に時間がかかる。 基本的なものほど、理解するのが難しい。
2021年4月16日応用問題との向き合い方と過去問について(4)さてここまでは、基本と応用のうち、基本についてお話ししてきた。ここからは応用問題について考えてみたい。そもそも、応用問題とはどのような問題なのだろう。その定義に立ち返って考えてみることにしよう。
2021年4月13日応用問題との向き合い方と過去問について(3)ミハジでもハジキでも、あるいは他の裏技にしても何でも、とにかく答えを導き出せているなら、それでOKと考える保護者(とその子自身)も多いだろう。とにかく点数は取れているのだから「基本は出来ている」のだと。たとえ難しそうな文章問題が解けなくても、「まあ、基本問題は出来ているから大丈夫
2021年4月10日応用問題との向き合い方と過去問について(2)一方で私の場合は、表面上の点数にはそれほど重きを置いていない。大切なのは中身――基本問題を正解するまでにたどった思考の足跡――を追跡する。
2020年12月26日冬期講習は君の夢を叶えるか③そんな考えなもんだから、寺子屋は他の塾でやっているような「季節講習生」のような申込は受け付けていない。短期間だけスポットで塾に通って頑張った勉強体験を求めるなら、なにも寺子屋リンクスである必要はないのである。そんなの他の塾が色々やってくれている。よそへ行けばよろしい。